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【第90回アカデミー賞】作品賞は『シェイプ・オブ・ウォーター』 監督賞含む最多4冠達成

  • カテゴリー:映画
『第90回アカデミー賞』授賞式が現地時間4日、米ロサンゼルスで開催され、作品賞をギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』が受賞した。

 同作は、米ソ冷戦下のアメリカを舞台に、声を出せない女性が不思議な生き物の“彼”と心を通わせるさまを描く。『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』などを手がけ、“怪獣オタク”としても親しまれているデル・トロ監督がメガホンをとり、昨年のベネチア国際映画祭では満場一致で金獅子賞を受賞。ゴールデングローブ賞では監督賞・作曲賞の2部門、今回のアカデミー賞では監督賞を含む4部門で受賞を果たした。

 『パディントン』シリーズのサリー・ホーキンスが主演し、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』のオクタヴィア・スペンサー、『扉をたたく人』のリチャード・ジェンキンスらが共演。『ヘルボーイ』のエイブ、『パンズ・ラビリンス』のパンやペイルマンなどで知られるタグ・ジョーンズが“彼”を演じている。

 デル・トロ監督は、自身がメキシコからの移民であることを話し、「あらゆる国で状況を変えようとしている若い人たちにこの作品を捧げます。子どもの頃からメキシコで育ってきて、こういうことが起きるとは想像できませんでしたが、夢は実現できる。切り開いてなかに入ってきてほしい」とスピーチした。

 作品賞にはそのほか、『ダンケルク』(クリストファー・ノーラン監督)、『スリー・ビルボード』(マーティン・マクドナー監督)、『ウィンストン・チャーチル/ ヒトラーから世界を救った男』(ジョー・ライト監督)、『ファントム・スレッド』(ポール・トーマス・アンダーソン監督)、『レディ・バード』(グレタ・ガーウィグ監督)、『君の名前で僕を呼んで』(ルカ・グァダニーノ監督)、『ゲット・アウト』(ジョーダン・ピール監督)、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(スティーブン・スピルバーグ監督)がノミネートされていた。

 なお、今年は昨年のような作品賞誤発表を防ぐため、封筒を管理する人数の増加や、封筒のデザイン改良などの対策が施された。作品賞のプレゼンターは、誤発表の当事者となってしまったウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイが再び務めた。

 司会は昨年に続きジミー・キンメルが務め、オープニングトークでは大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏のセクハラ問題、ジェンダー格差、人種差別などに触れつつ、候補者たちに向けて「最も短いスピーチをした方にジェットスキーをプレゼントします」と“時短スピーチ”を呼びかけ、大いに沸かせていた。

 授賞式の模様は、WOWOWにてきょう5日午後9時から字幕版が放送される。

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