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1歳児連れの外国人旅行者が日本滞在中に感じた「子供を巡る日本の環境」

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ベビーカーで電車に乗るのは迷惑、泣き声がうるさくて睨まれる……。日本では欧米に比べ、子連れに対しての社会の眼差しが厳しい印象がある。そんななか、訪日外国人客数は過去最速で2000万人を突破。果たして子連れの観光客は日本の受け入れ態勢をどう思っているのか? 1歳4か月の男の子を連れた夫婦に密着した。

◆子どもに対してのスペースがあまりに足りない

 今回、取材に協力してくれたのは筆者の弟夫妻。6年前からポーランドで暮らす夫Mと、過去2回来日経験のあるポーランド人の妻U、そして生まれて初めて日本にやってきたTくんだ。

 過去、何度も社会的に議論となってきた日本社会の子連れへの対応。SNSでも悩みを打ち明ける親に対して、熱く共感するコメントから、より傷口を拡げるような声まで、いろいろな反応があるが、実際のところはどうなのだろうか? 東京~神戸~広島と旅した夫婦に密着すると、案の定というものから、意外なものまで、さまざまな反応を得られた。まずはネガティブな面から挙げてもらった。

 まず、生後1歳4か月のTくんとともに行動していて、独り身の筆者ですら感じたのはエレベーターや広いエスカレーターの数が足りないということだ。そもそも、日々の通勤でも狭く感じる駅の導線やホームは子連れ、しかもベビーカーもあるとなると、なおさらギュウギュウに感じてしまう。一駅移動するのにも、かなりの時間がかかるのが現実だ。

「ベビーカーで移動するときは一番困ります。エレベーターはどこも混んでいるし、数も少ない。電車やバスなど、公共交通機関にベビーカーを置くスペースがほとんどないので、乗り物に乗るのは大変です」(U)

 子連れだからと、エレベーターの順番を譲ってくれる人が多く温かさも感じたいっぽうで、インフラ不足を痛感することとなった。ベビーカーは車内でも身障者用スペースに置くのが精一杯で、もう少し空きスペースがあれば……と願わずにはいられない。

 日本の鉄道の乗車率が高いということもあるだろうが、車両の連結部が広く、自転車用などの空きスペースが大きい欧米と比べ、やはり手狭な印象だ。「抱っこ紐を使う人が圧倒的に多い」(M)というのも、そういった理由があるからだろう。

 また、移動手段に関しては、「チャイルドシートのついたタクシーがほとんど走っていない」という意見も出た。

 続いては、デパートやショッピングモールといった商業施設。ファミリー層の購買を促すためには、子どもへの対応も重要だが……。

「子どもを預ける場所がない。ポーランドをはじめとして、ヨーロッパでは託児所のような設備が設置されています。親は子どもがぐずったときのために電話番号を渡しますが、預けたまま買い物ができる。万が一、泣き始めたりしても、デパートやモール内ならすぐに戻れますし、安心してショッピングができるんです」(U)

 商業施設内では、オムツや服を替えるためのスペースも、まだまだ足りないとのこと。狭いトイレの個室や洗面台で暴れる子どもを着替えさせるのは、たしかに大変そうだ……。

 さらにはこんな意見も。

「これは商業施設に限ったことじゃないけど、どこもうるさすぎる。街中を歩いていたり、人通りの多いところなら仕方ないけど、子ども用のスペースですら、BGMやアナウンスのボリュームが大きい。あれはなんとかしてほしい」(M)

 子どもを楽しませたり、安全喚起という意味合いもあるのかもしれないが、親にはありがた迷惑なようだ。

 そして、最後に子連れで不便な点として挙がったのは、なんと日本の合理性・利便性の象徴とも言えるコンビニ。いったい、なぜ?

「あんなになんでも揃ってるのに、子ども用の食品コーナーや売り場がないのは本当に困る。言葉が通じないと、なおさら不便なんじゃないかな。ヨーロッパなら、どんなに小さいお店でもワンコーナー、子ども用の商品が揃った売り場がある。日本のコンビニは犬猫用のペットフードすら充実してるのに、子どもの食品をほとんど置いてないのは不思議だよね」(M)

 少子化で需要がないから? とも思ってしまうが、なんでも揃うコンビニに乳幼児・子ども向けの商品が足りていないのは、たしかに不便だ。

ハーバービジネスオンライン: 1歳4か月で初めて日本にやってきたTくん。果たして彼が大人になったとき、日本の子育て事情はどうなっているのだろうか?© HARBOR BUSINESS Online 提供 1歳4か月で初めて日本にやってきたTくん。果たして彼が大人になったとき、日本の子育て事情はどうなっているのだろうか?

◆子どもに優しい日本の設備とは?

 しかし、暗部ばかりが語られがちな日本だが、明るい面もある。「全体的には悪くないし、オーケー。人も子どもに優しい印象」(U)と言うように、まだまだ日本社会には人情が残っている。

 ネガティブな要素と同じ順番でいい点を挙げてもらった。まずは移動手段。

「小さな駅でも、トイレの個室に赤ちゃん用のシートがあるのはスゴく便利。ポーランドにはないので、母親1人で子どもを連れたままトイレに行くと本当に大変だから」(U)

 さらに商業施設や飲食店でも、利便性を感じるという。

「郊外のモールどかデパートに、キッズランドが多くて、しかも広い。あとおもちゃ売り場に、子どもが触れる商品を置いているのも親としては助かる。実際に遊んで気に入るかどうか試せて、買うときに失敗しにくい(笑)」(M)

「デパートもそうだし、行楽地でベビーカーの貸し出しをしてくれるのも便利! 借りられるなら、最悪抱っこしたまま移動して、現地でベビーカーに乗せれば済むしね。あと、レストランでは、赤ちゃん用の食器があるのもいい。ベビーカーを置く場所がないところは多いけど、サービスは行き届いてると思う」

 スペースの問題でインフラには難ありでも、サービスでカバーできている面もあるようだ。たしかに、一緒に食事をしに行くと、ベビーカーを置ける席はかぎられたが、子ども用のメニューやお皿などが充実している飲食店は多かった。

◆子どもへの理解・投資は社会の成長に繋がる

 ここまで子連れに対する陰陽を見てきたが、最後に社会全体の子育てに関するありかたを聞いてみた。超少子高齢化社会となっている日本において、未来を担う子どもたちの育児や保育はどう考えるべきなのだろうか?

「日本ではどうか知りませんが、欧米では妊婦や子どもを“重荷”のように扱うことは一切許されません。たとえば、政治家がそんなことを口にすれば、政治生命どころか、社会人としての命を立つのに等しい行為です。また、レストランや駐車場、どこで並んでも子連れは最優先されますし、入口に一番近いです。女性が妊娠して仕事を辞めさせられることもありませんし、育休どころか補助金までもらえるぐらいです」(U)

 子どもを産みたいけど、社会からの後押しや助けがなくて産めない……。そんなことはもってのほか。現在、日本ではネット上での匿名の“意見”だけでなく、公職についている人間からすら堂々と育児について辛辣な意見が出ているが、そんな状況も考えられないようだ。

「僕らが暮らしているところでは、社会的にも文化的にも子連れを大事にしようという意識が強い。子どもが泣いているからじろじろ見るなんて、まずありえない。すべての仕組みを子どもに合わせていて理解があります。国を大きくするなら、それは最低限の投資。子どもは未来の生産者、納税者なのに、日本の政治家にはその意識が足りないと思う」(M)

 連休が続く秋の始まり。子連れで出かけた、子連れを多く見かけたという読者の方も少なくないはずだ。我々は行楽シーズンで感じた何気ない思いを、ほんの少し掘り下げてみるべきなのかもしれない。外国人観光客が「子連れでも旅行者としては楽しめた!」(U)というように、日本で子どもを育てるすべての人々が毎日を幸せに過ごせるよう。

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海上漂流1カ月半、日本経て帰国 インドネシア人男性

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海上を漂流するアルディさんの小屋付きいかだ「ロンポン」=8月31日(在大阪インドネシア総領事館提供)© KYODONEWS 海上を漂流するアルディさんの小屋付きいかだ「ロンポン」=8月31日(在大阪インドネシア総領事館提供)

 【ジャカルタ共同】インドネシア・スラウェシ島北部の北スラウェシ州の男性(18)が、約1カ月半にわたり海上を漂流し、グアム近海で通りがかったパナマ船籍の船に救助され、日本経由で無事帰国していたことが分かった。在大阪インドネシア総領事館が25日、明らかにした。

 総領事館や地元メディアによると男性は、同州の伝統漁法で使われる、小屋のようなものがいかだの上に乗った「ロンポン」で海上生活を送っていたアルディさん。夜間に発電機を使って明かりをともし、漁船のために魚を引きつけるのが仕事だった。

グアム近海で救助されたアルディさん(中央)=8月31日(在大阪インドネシア総領事館提供)© KYODONEWS グアム近海で救助されたアルディさん(中央)=8月31日(在大阪インドネシア総領事館提供) 


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NZ首相、国連の会合に生後3か月の娘同伴 日本代表団、おむつ替えに仰天?

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【AFP=時事】在職中の今年6月に出産したニュージーランドのジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相(38)が24日、国連総会(UN General Assembly)の会合に娘のニーブ(Neve Gayford)ちゃんを連れて出席した。パートナーのクラーク・ゲイフォード(Clarke Gayford)さんも同伴。2人が赤ちゃんをあやす姿に会場の注目が集まった。

NZ首相、国連の会合に生後3か月の娘同伴 日本代表団、おむつ替えに仰天?: 米ニューヨークにある国連本部で、娘にキスをするニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(中央、2018年9月24日撮影)。© Don EMMERT / AFP 米ニューヨークにある国連本部で、娘にキスをするニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(中央、2018年9月24日撮影)。 NZ首相、国連の会合に生後3か月の娘同伴 日本代表団、おむつ替えに仰天?: 米ニューヨークの国連本部で、演説するニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(2018年9月24日撮影)。© TIMOTHY A. CLARY / AFP 米ニューヨークの国連本部で、演説するニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(2018年9月24日撮影)。

 政府首脳による在職中の出産は、1990年に娘を出産したパキスタンのベナジル・ブット(Benazir Bhutto)首相(当時)に次いで2人目。その時にも世界中の話題をさらったアーダーン首相はこの日、国連総会の「ネルソン・マンデラ平和サミット(Nelson Mandela Peace Summit)」に出席し、演説も行った。

 テレビの釣り番組の司会を務めるゲイフォードさんの横に座ったアーダーン首相は、ニーブちゃんにキスをしたり、抱っこして上下にあやしたりもしていた。

 アーダーン首相は米NBCの朝の人気番組「トゥデー・ショー(Today Show)」にも出演。3か月の子どもを連れた17時間のフライトと、国の運営のどちらが大変かという質問に「それはどっちもどっちね!」とジョークを飛ばした。

NZ首相、国連の会合に生後3か月の娘同伴 日本代表団、おむつ替えに仰天?: 米ニューヨークの国連本部で、娘を抱き上げるニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(右)と夫のクラーク・ゲイフォード氏(左、2018年9月24日撮影)。
NZ首相、国連の会合に生後3か月の娘同伴 日本代表団、おむつ替えに仰天?: 米ニューヨークの国連本部で、娘を抱き上げるニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(右)と夫のクラーク・ゲイフォード氏(左、2018年9月24日撮影)。
NZ首相、国連の会合に生後3か月の娘同伴 日本代表団、おむつ替えに仰天?: 米ニューヨークの国連本部で、演説するニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(2018年9月24日撮影)。
NZ首相、国連の会合に生後3か月の娘同伴 日本代表団、おむつ替えに仰天?: 米ニューヨークの国連本部で、娘を抱き上げるニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(右)と夫のクラーク・ゲイフォード氏(左、2018年9月24日撮影)。
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米ニューヨークの国連本部で、娘を抱き上げるニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(右)と夫のクラーク・ゲイフォード氏(左、2018年9月24日撮影)。
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米ニューヨークの国連本部で、娘を抱き上げるニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(右)と夫のクラーク・ゲイフォード氏(左、2018年9月24日撮影)。
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米ニューヨークの国連本部で、演説するニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(2018年9月24日撮影)。
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 一方、育児を主に担うゲイフォードさんは、ニーブちゃんを写した国連外交官用のID写真をツイッター(Twitter)に投稿した。肩書は「ニュージーランド・ファーストベビー」。

NZ首相、国連の会合に生後3か月の娘同伴 日本代表団、おむつ替えに仰天?: 米ニューヨークノ国連本部で、娘を抱きながらニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相の演説を聞き、拍手する夫のクラーク・ゲイフォード氏(左、2018年9月24日撮影)。
NZ首相、国連の会合に生後3か月の娘同伴 日本代表団、おむつ替えに仰天?: 米ニューヨークの国連本部で、アントニオ・グテレス国連事務総長(右)と握手するニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(2018年9月23日撮影)。
NZ首相、国連の会合に生後3か月の娘同伴 日本代表団、おむつ替えに仰天?: 米ニューヨークの国連本部で、夫のクラーク・ゲイフォード氏(中央)に抱かれた娘を見つめるニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(左、2018年9月24日撮影)。
NZ首相、国連の会合に生後3か月の娘同伴 日本代表団、おむつ替えに仰天?: 米ニューヨークノ国連本部で、娘を抱きながらニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相の演説を聞き、拍手する夫のクラーク・ゲイフォード氏(左、2018年9月24日撮影)。
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米ニューヨークノ国連本部で、娘を抱きながらニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相の演説を聞き、拍手する夫のクラーク・ゲイフォード氏(左、2018年9月24日撮影)。
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米ニューヨークの国連本部で、アントニオ・グテレス国連事務総長(右)と握手するニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(2018年9月23日撮影)。
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米ニューヨークの国連本部で、夫のクラーク・ゲイフォード氏(中央)に抱かれた娘を見つめるニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(左、2018年9月24日撮影)。
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 ゲイフォードさんは「きのう国連の会議室でおむつを替えていたら、日本の代表団が入ってきた。その時、彼らがどんなに驚いた表情だったか、撮れていたらなあ」とも書き込んでいる。

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米司法副長官、トランプ氏と27日に会談-辞意表明との報道の中

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a man wearing a suit and tie smiling and looking at the camera© Provided by Bloomberg L.P.

 

(ブルームバーグ): ローゼンスタイン司法副長官は自身の今後について話をするため27日にトランプ大統領と会う予定だと、ホワイトハウスが24日明らかにした。事情に詳しい関係者はこの日先に、ローゼンスタイン氏がケリー米大統領首席補佐官に口頭で辞意を表明したと述べていた。

  ローゼンスタイン氏が昨年、トランプ氏との会話を秘密裏に録音することを司法省の同僚に提案したとの一部報道を受け、ローゼンスタイン氏の現在の地位や今後の計画を巡っては不透明感が強まっていた。

  同関係者によれば、ケリー氏とローゼンスタイン氏は、先週遅くに同氏の辞任について協議。ホワイトハウスは辞任を了承し、ローゼンスタイン氏の辞任は決定済みとみなしているとこの関係者は説明した。別の関係者は先に、ローゼンスタイン氏が24日の終わりまでに、司法副長官の職務から外れるとみられていると述べていた。

  ただ同関係者はその後、ローゼンスタイン氏は現在も司法副長官の職務を続けており、正式な辞表は提出されていないと述べている。モラー特別検察官によるロシア疑惑捜査を統括するローゼンスタイン氏は24日、既に予定されていた会談に出席するためホワイトハウスを訪問。同氏が解任される見通しだと報じたメディアも複数あった。

  ホワイトハウスのサンダース報道官は声明で、「ローゼンスタイン司法副長官の要請により、同氏とトランプ大統領は最近の報道について長時間話し合った」とし、「両氏は大統領がワシントンに戻る27日に会う」と続けた。

  ローゼンスタイン氏を巡っては、トランプ大統領との会話を極秘に録音することを昨年、司法省の同僚に提案したと先週一部で報じられていた。提案の場に同席した1人は、ローゼンスタイン氏は冗談で言っていただけだと述べたが、この件について最初に報じた米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)には、ローゼンスタイン氏が自身の提案について真剣だったことを示唆する関係者の話も記されている。

  NYTはまた、合衆国憲法修正第25条の発動に前向きな閣僚の特定についてもローゼンスタイン氏が言及したと伝えた。大統領が職務を遂行できないと判断された場合、修正第25条に基づき権限を停止することが可能になる。

  2017年5月にモラー氏を特別検察官に指名したローゼンスタイン司法副長官の辞任はロシア介入疑惑捜査、そしてトランプ大統領にとって極めて大きな意味を持つ。ローゼンスタイン氏が辞任した場合、後任はモラー氏を解任したり、同氏の捜査を抑制する権限を持つ。ローゼンスタイン氏の辞意表明については、アクシオスが24日先に報じていた。

原題:Rosenstein to Meet Trump Thursday Amid Reports He Is Resigning(抜粋)

(大統領報道官の声明など追加し、更新します.)

--取材協力:Terrence Dopp.

記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Greg Stohr gstohr@bloomberg.net;ワシントン Chris Strohm cstrohm1@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Kevin Whitelaw kwhitelaw@bloomberg.net, Larry Liebert

©2018 Bloomberg L.P.
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米、対中関税第3弾発動 22兆円相当 貿易戦争さらに激化

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米政権は24日、中国からの輸入品2000億ドル(約22兆5000億円)相当を対象に、第3弾となる制裁関税を発動した。中国政府はただちに報復関税で応じると宣言しており、貿易戦争の激化で世界経済への影響が懸念される。

米、対中関税第3弾発動 22兆円相当 貿易戦争さらに激化: 米メリーランド州ボルチモアの港(2018年9月21日撮影)。© Brendan Smialowski / AFP 米メリーランド州ボルチモアの港(2018年9月21日撮影)。

 第3弾の関税発動で、米国の対中関税対象は合わせて2500億ドル(約28兆1000億円)に達した。中国からの年間輸入総額の約半分に当たる。

 一方、中国政府は既に、米国が第3弾の制裁関税を発動させれば報復措置として、米国からの輸入品600億ドル(約6兆7000億円)相当に追加関税を課すと明言している。これにより、中国の対米関税対象は計1100億ドル(約12兆4000億円)となり、米国からの輸入品ほぼ全てが追加関税の対象となる。

 加熱する貿易戦争は米国の消費者の懐を直撃しており、米経済への悪影響を心配する声も高まっている。しかし、トランプ大統領に引く構えはなく、中国が政策を転換せず報復に出れば、全ての中国産品に関税をかけると警告している。

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「月に行く男」ZOZOTOWN前澤友作の知られざる平凡な半生

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東関東湾岸線の湾岸市川インターで下り、国道を北上すると千葉県鎌ケ谷市に出る。ZOZOTOWNを運営する「スタートトゥデイ」社長の前澤友作(42)の生誕地を訪ねるべく、東京の都心から車で1時間余り走った。電車だと新京成「鎌ヶ谷大仏駅」から徒歩10分ほど、古い日本家屋と真新しい建売住宅が混在し、近くの農産物直売所では、名産の二十一世紀梨が売られている。都心近郊のベッドタウンによくみられる長閑な田舎の風景が広がっていた。

 昨年3月の米フォーブス誌における世界長者番付で630位にランクインし、現在の個人資産は5000億円を超える。高卒のパンクロックミュージシャンから起業して成功をおさめ、人気タレントをはじめ数々の女性と浮名を流してきた。今を時めくZOZOの前澤は、波乱に満ちた成り上がり神話に彩られている。だがその一方、育ってきた環境は意外に平凡に感じた。

前澤友作氏 ©共同通信社© 文春オンライン 前澤友作氏 ©共同通信社

 ごくふつうのサラリーマン家庭だった前澤家の長男として、鎌ケ谷で生まれ育った。本人が通った鎌ケ谷市立の東部小学校や第二中学校は歩いてすぐのところにあり、近所の住人はときおり兄弟でキャッチボールしている姿を見かけたという。実家の二階建ての木造家屋は起業した2年後の2000年に建替えられ、小さくはないが、周囲の家と比べて取り立てて豪邸というほどでもない。両親は5年ほど前にそこから引っ越して空き家になっている。ただし家を売る気もないそうで、町内会費もいまだに欠かさず納めているという。

 前澤は地元への“千葉愛”を公言して憚らない。アパレル業界なのに青山や六本木ではなく、本社を千葉市美浜区の幕張に置き、近所に住む社員には「幕張手当」なる月額5万円の住宅手当を支給している。それも地元愛の意思表示だといわんばかりだ。周知のように一昨年11月には、ロッテの千葉マリンスタジアムの命名権を10年総額31億円の契約で買い取り、「ZOZOマリンスタジアム」と変えた。さらに千葉市稲毛区には総工費100億円と推定される新居の「ZOZO御殿」を建設中だ。美術館かと見間違うような豪華な新居は4年かけて建設しているという。建物はほぼ完成し、玄関先には大きな樹木も植えられていた。実家のある鎌ケ谷と同じく、ここも周囲は新興の住宅街だ。そこに突如として出現したZOZO御殿、どうも街並みに溶け込んでいない。

 鎌ケ谷の実家からスタートし、ZOZO御殿ZOZOマリンスタジアムなどを車でまわってみた。すると移動はそれぞれ20分程度で、全部合わせても1時間ほどしかかからない。アパレルのネット通販で財を成した億万長者は、生誕地の千葉でZOZO帝国を築くのが夢だったのだろうか。

ZOZOマリンスタジアム ©時事通信社© 文春オンライン ZOZOマリンスタジアム ©時事通信社

 その前澤本人にも会い、インタビューを月刊 『文藝春秋』10月号 に掲載した。身長162センチと小柄な前澤は、自ら雑誌などで語ってきた少年時代の武勇伝とは裏腹に、あまり目立たない存在だったのではないか。そんな気もした。音楽仲間によれば、早実を卒業したあと、4人で結成したバンドでは、とりわけハンサムな2歳違いの弟や同級生のボーカルが人気だったという。後ろでドラムをたたいていた本人の印象はむしろ薄かったらしい。

文藝春秋 10月号© 文春オンライン 文藝春秋 10月号

「願いは世界平和」と恥ずかしげもなく言い切る新進気鋭の起業家は、軽そうに見えてその実、複雑な心のうちを秘めて生きてきたように思えてならない。


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プレーオフで4戦全勝 メイド・イン・ジャパンのボールが大活躍

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今季の米国男子ツアーは、タイガー・ウッズがプレーオフ最終戦「ツアー選手権」で5年ぶりの復活優勝を飾るドラマチックな展開で、昨秋から48試合にわたる全日程を締めくくった。そんなウッズの存在が際立った影で、メイド・イン・ジャパンのボールがプレーオフ全4試合で大活躍を遂げていた。

初戦「ザ・ノーザントラスト」と第2戦「デルテクノロジーズ選手権」では、ブリヂストンスポーツとボール契約を結ぶブライソン・デシャンボーがツアーB Xボールを使用して2連勝。さらに第3戦「BMW選手権」を住友ゴム工業のスリクソンZスターXVを使うキーガン・ブラッドリーが制すると、ブリヂストンの ツアーB XS ボールを使用するウッズが最終戦で優勝し、プレーオフ全勝を飾ったのだ。

さらにプレーオフに入る前週の「ウィンダム選手権」を制したブリヂストン契約のブラント・スネデカー(ツアーB Xボール)を含めると、ラスト5ゲーム連続で日本企業のボールが勝利をアシストしたことになる。

とはいえ、シーズン全体でみると日本企業のボールは48試合の2割に満たない9勝(ブリヂストン6勝、住友ゴム工業3勝)どまり。レギュラーシーズン44試合では5勝にとどまっていただけに、プレーオフでの活躍がひときわ光る結果になった。

なお、シーズンを通して最も多くの優勝を重ねたのは、タイトリストのプロV1シリーズ。全体の58%を占める28勝だった。2番目は、ダスティン・ジョンソンやジェイソン・デイら世界トップレベルの契約プロを擁するテーラーメイドの9勝。残る2勝はキャロウェイゴルフだった。

豊洲市場、売り込み必死 開場まで1カ月 取扱量減少傾向、赤字業者多く…

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 築地市場(東京都中央区)から移転し新たな都の中央卸売市場となる豊洲市場(江東区)の開場を10月11日に控え、都の担当者や市場関係者が各地の産地などへのPRを強化している。全国的な市場取扱量の減少の流れに逆らえず、赤字経営の業者を多く抱えるためだ。関係者は「新たな市場で存在感を示せなければ本当のピンチを迎える」と危機感を抱く。

 今年6月、千葉・銚子漁港に築地市場で働く業者や都担当者の姿があった。豊洲市場移転をPRする産地での第1弾説明会。産地関係者に向け、都の担当者は、豊洲市場が産地から消費者まで低温管理で商品を届けられる物流方式を備えるなどの利点を訴えた。

 都では以降、全国各地の漁港で説明会を開催し、産地の生産者らに対して、豊洲市場の魅力発信に腐心してきた。流通業者や消費者向けの各種イベントにも参加。都の担当者は「これから豊洲を世界の市場に育てなければならない。あらゆる機会を利用し、新たな市場を売り込んでいきたい」と力を込める。

 中央卸売市場を取り巻く厳しい現状が、ここ数カ月の関係者の動きに直結している。大手のスーパーなどが市場を通さずに直接仕入れを行う「市場外流通」が増え、全国的に市場の取扱量は減少傾向にある。

 水産物の取り扱いでは世界最大級の築地市場も例外ではない。水産の取扱量は平成29年で約38万5千トン。19年の約56万8千トンから10年間で約7割まで減少した。

 また、築地市場では元年に1080あった水産仲卸業者が28年には558までほぼ半減。同年の水産仲卸業者の経常赤字の割合は約35%と厳しい経営状況も続く。都幹部は「今のままでは業者の淘汰(とうた)がどんどん進む。手遅れになる前に豊洲を軌道に乗せなければ」と危機感を募らせる。

 ある仲卸業者は「市場の取扱量が減少する流れを止めるのは至難の業」とする一方、「衛生面で格段に進歩した豊洲市場に仲卸の目利きの力が加われば、必ず良いものを売れる」との自負もあるといい、産地や消費者を取り込む方策を練る。

<JR秋田駅>巨大な秋田犬のバルーンが登場

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 JR秋田駅(秋田市)の東西連絡自由通路に、巨大な秋田犬のバルーンが登場した。県とJR東日本が今月から行っている秋の大型観光キャンペーンに合わせ、観光客を出迎えるシンボルとして設置した。通りかかった人たちは足を止め、「大きい!」などと歓声を上げながら、一緒に記念撮影をしていた。

 バルーンは高さ3メートル、幅1・68メートル、奥行き2・9メートル。「ようこそ! 秋田へ」と書かれた台の上にお座りし、つぶらな瞳にほほ笑みを浮かべた愛らしい表情を見せている。

 県観光振興課によると、バルーンは2016年に東京で開催された旅行博のPR用に製作。これまでに秋田港クルーズターミナルなどに設置したことはあるが、秋田駅に飾るのは初めて。

 東京から夫と観光に訪れた主婦、横川恭子さん(67)は「コロコロしていて可愛い」と笑顔で話した。

 バルーンは他のイベントで使用する日を除き、11月30日まで設置予定。【高野裕士】

<愛媛大>花粉症抑えるアイス開発 ミカンと牛乳活用

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 愛媛大食品健康科学研究センターなどは、ミカンと牛乳に含まれる成分を同時摂取することで、花粉症などのアレルギー症状を抑えられるとする研究成果を活用したアイスを開発した。共同開発した「名水アイス」(西条市)が製造し、県内外のスーパーなどで順次販売を始めた。

 アイスは「Wみきゃんヨーグルトアイスバー」。アイスには、ポンカンの皮とヨーグルトのほか、ミカンとイヨカンの顆粒(かりゅう)を配合。ヨーグルトやミカンの風味を残しつつ、すっきりした味わいが特徴だ。

 センター長を務める菅原卓也教授は、スギ花粉症状を引き起こしたマウスを使い、ミカンと乳製品のアレルギー緩和効果を調べた。かんきつ類の皮に多く含まれる「ノビレチン」と、牛乳に含まれるたんぱく質「β-ラクトグロブリン」を食べさせると、30分間のくしゃみの回数はそれぞれほぼ半減。しかし、二つの成分を一緒に摂取すると相乗効果により、約4分の1と大きく改善したという。

 人でも花粉症による目のかゆみ、充血、異物感などの症状が緩和されることが分かった。このほか、マウスを使った実験ではアレルギー性、アトピー性皮膚炎にも効果があったという。

 菅原教授はこれまで、ミカンの皮と牛乳を使ったドリンクやゼリーなどの9食品を「Nプラス」というブランドで開発。今回のアイスで10番目となる。菅原教授は「一日にNプラスのどれかを食べてもらえれば必要な量がとれるようになっている。今後もレパートリーを増やしていきたい」と話している。1本130円、5本600円(税抜き)。【松本光樹】